日本を訪れる外国人はしばしば、こちらのマスク着用の文化に驚かされます。日本では、自己の健康を守ることはもちろん、他人への思いやりのためにマスクをすることが一般的です。
風邪予防や花粉症対策に役立つマスクですが、眼鏡をかける人にとっては、特有の問題があります。それは「メガネの曇り」です。マスクによりメガネが曇り、視界が不明瞭になることは、歩行中や自転車、車の運転時には特に危険です。このような経験をしたことがある方も多いでしょう。
今回は、メガネが曇らないようなマスクの着け方と、メガネ用の曇り止め製品の使い方をご紹介します。
マスクをして眼鏡が曇ると悩んでいる方に、有益な情報をお届けします。
マスクをした時にメガネが曇る理由
そもそも、マスクをするとなぜメガネが曇るのでしょうか?
それは、温かい息がマスクの上部から漏れ出し、冷たいメガネのレンズに触れると、水滴ができてしまうためです。
寒い日に外から暖かい室内に入るとメガネが曇るのと同じ現象です。また、ラーメン店で湯気がメガネに当たり曇るのも同じ理由です。これらはすべて、温度差によって起こるものです。
メガネの曇りを防ぐマスクの着け方
メガネの曇りを防ぐためには、
- 曇りにくい方法でマスクを着ける
- 曇りにくいマスクを選ぶ
- メガネ用の曇り止め製品を使う
という3つの方法があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
曇りにくいマスクの着け方
まず、普段使っているマスクの着け方を少し変えるだけで、メガネの曇りを防ぐことができます。
メガネが曇るのは、温かい息がマスクの上部から漏れて、メガネに当たるからです。ですので、息が漏れにくい着け方をすることが重要です。
マスクを鼻と顔にぴったりと合わせる
マスクを正しく着けると、鼻の周りに隙間ができることがあります。ここから息が漏れるのを防ぐため、マスクの上部が肌に密着するように調整しましょう。
ワイヤー入りのマスクが理想的で、肌にしっかり密着し、息の漏れを効果的に防ぎます。ワイヤーがない場合は、しっかりと折り目をつけることがポイントです。
また、マスクの上部を内側に折るか、ティッシュを挟むことでさらに効果的に息の漏れを減らすことができます。
曇りにくいマスクの使用
「眼鏡が曇りにくい」と謳われているマスクを選ぶことも一つの方法です。
これらのマスクは通常のものよりも曇りを減らす効果があります。
メガネ用の曇り止め製品の使用
もう一つの方法は、メガネ用の曇り止め製品を使用することです。
これはマスクの着け方を変えたり、特別なマスクを購入する必要がなく、非常に手軽です。
この方法なら、どんなタイプのマスクを着けていても曇りを予防できます。
また、自分の息による曇りだけでなく、急に暖かい場所に入った時の曇りや、ラーメンを食べる際の曇りにも対応できます。
まとめ
マスクを着用している時にメガネを曇らせないための方法は、
- マスクの着け方を工夫する
- 曇りにくいマスクを選ぶ
- メガネ用の曇り止め製品を使用する
という3つがあります。特にメガネ用の曇り止め製品の使用が一番おすすめです。
自分に合った最適な曇り対策を見つけて、快適なマスク生活を送りましょう!