「やっと手に入れた『Tamagotchi Uni（たまごっちユニ）』、可愛くてずっと見ていたい！」
「子供へのプレゼントで『Tamagotchi Smart（たまごっちスマート）』を買ったけど、すぐに壊さないか心配…」
懐かしさと新しさが融合し、今再び大ブームとなっている「たまごっち」。
カラー画面になり、Wi-Fi搭載やタッチパネルなど進化を続けていますが、一つだけ変わらない悩みがあります。
それは、「画面がとにかく傷つきやすい」ということ。
カバンの中に無造作に入れたり、タッチ操作で爪が当たったりするだけで、気づけば画面が細かい傷だらけ…なんてことは珍しくありません。画面が見にくくなると、せっかくの可愛いキャラクターの表情も台無しになってしまいますよね。
そこで今回は、たまごっち愛好家（たまごっちファン）の間で評価の高い「おすすめの保護フィルム5選」を厳選してご紹介します。
「100均のフィルムで代用できるの？」「気泡を入れずに貼る方法は？」といった疑問にもお答えしますので、ぜひ最後まで読んで、あなたの大切なたまごっちを守ってあげてください。
なぜたまごっちに保護フィルムが必要なのか？
「スマホは裸で使う派だから、たまごっちもそのままでいいや」と思っていませんか？
実は、その考え方は少し危険かもしれません。スマートフォンとたまごっちでは、画面の構造が大きく異なるからです。
スマートフォンのガラスとは違う「プラスチック画面」の弱点
iPhoneなどの現代のスマートフォンは、非常に硬い「強化ガラス」で画面が覆われています。そのため、多少の摩擦では傷がつきにくい構造になっています。
一方、たまごっちの画面カバー（レンズ部分）は、基本的に「プラスチック（アクリル樹脂など）」で作られています。プラスチックはガラスに比べて柔らかいため、以下のような日常の些細なことで簡単に傷がつきます。
- ポケットやカバンの中で、鍵やコインと擦れる
- タッチパネル操作時の爪のひっかき傷
- 遊んでいる最中に机の角にぶつける
- 衣服の硬い繊維で拭いた時の摩擦
特に『Tamagotchi Smart』や『Tamagotchi Uni』のような、腕につけたり持ち歩くことを前提とした機種は、常に傷のリスクに晒されています。
リセールバリュー（中古買取価格）への影響
将来的に新しい機種が出た際、今持っているたまごっちをフリマアプリなどで売ることもあるかもしれません。
その際、「画面の傷の有無」は価格に大きく影響します。
コレクターも多いアイテムだからこそ、画面が綺麗な状態であれば高値で取引される傾向にあります。数百円のフィルム一枚で、将来の数千円の価値を守れると考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
失敗しない！たまごっち保護フィルムの選び方
Amazonや楽天で検索すると、たくさんのフィルムが出てきてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
購入前にチェックすべき4つのポイントを解説します。
【機種の確認】Tamagotchi Uni・Smart・みーつなどサイズが違う
最も重要なのが「対応機種」です。
たまごっちはシリーズごとに画面のサイズや形状が微妙に異なります。
- Tamagotchi Uni（ユニ）: 画面部分は少し盛り上がった曲面があるため、専用設計が必要。
- Tamagotchi Smart（スマート）: タッチパネル式。
- Tamagotchi m!x / meets（みーつ）: 過去の人気機種。
「たまごっち用」と書かれていても、どのシリーズ用なのかを必ず確認しましょう。サイズが合わないと、端が浮いてしまったり、画面全体を覆えなかったりします。
【機能性】ブルーライトカット・衝撃吸収・抗菌
用途や使う人に合わせて機能を選びましょう。
- ブルーライトカット: お子様が長時間遊ぶ場合や、目の疲れが気になる方におすすめ。画面が少し黄色味がかる場合があります。
- 衝撃吸収: よく落としてしまうお子様向け。クッション性のある層が衝撃を和らげます。
- 抗菌・抗ウイルス: 指で触れるタッチパネル式の機種（Smartなど）には、衛生面で安心な抗菌タイプがおすすめ。
【見え方】光沢（グレア）か、反射防止（アンチグレア）か
- 光沢（グレア）タイプ: 透明度が高く、画面がくっきり鮮やかに見えます。キャラクターの色味を忠実に楽しみたい方に。
- 反射防止（アンチグレア）タイプ: 表面がサラサラしており、蛍光灯や太陽光の映り込みを抑えます。屋外で遊ぶことが多い場合におすすめですが、画面が少し白っぽく見えることがあります。
【素材】PET素材か、ガラス素材（またはガラスコーティング）か
一般的にはPET素材（薄いプラスチックフィルム）が主流ですが、最近は「9H」などの硬度を持つガラスコーティングフィルムも人気です。傷への強さを最優先するなら高硬度タイプを選びましょう。
たまごっちの保護フィルムおすすめ5選
ここからは、数あるフィルムの中から「これを買っておけば間違いない」という評価の高い5商品を、特徴別にご紹介します。
※購入の際は、お持ちの機種（Uni/Smartなど）に対応しているか必ず確認してください。
1. 【定番・高透明】PDA工房 Crystal Shield（クリアさ重視）
「迷ったらこれ！」と言える、最もスタンダードで高品質なフィルムです。
PDA工房は、マニアックなガジェットのフィルムまで製造している信頼の国産メーカーです。「Crystal Shield」シリーズは、高い透明度が最大の特徴。貼っていることを忘れるほどクリアで、たまごっち特有のポップで可愛い色使いを一切邪魔しません。
- メリット: 圧倒的な透明感、表面が硬く傷に強い、貼り直しが可能。
- おすすめな人: 画面の綺麗さを最優先したい人、初めてフィルムを買う人。
2. 【目に優しい】ミヤビックス OverLay Eye Protector（ブルーライトカット）
お子様の目を守りたいなら、このフィルム一択です。
液晶画面から放出されるブルーライトを約30%カットしてくれます。ミヤビックスもPDA工房と並ぶ有名メーカーで、品質は折り紙付き。「吸着面」にシリコン素材を使用しており、時間が経つと気泡が抜けやすいのも嬉しいポイントです。
- メリット: 目に優しい、耐指紋コーティングで指紋が目立ちにくい。
- おすすめな人: 小さなお子様へのプレゼント用、長時間プレイする人。
3. 【傷に最強】PDA工房 9H高硬度保護フィルム（ガラス並みの硬さ）
「絶対に傷をつけたくない」という防御力重視の方へ。
「9H」というのは、鉛筆硬度で9Hの硬さでも傷つかないという基準。一般的なPETフィルムの約3倍の硬さを誇ります。素材自体は柔軟性のあるPETですが、ガラスフィルムのような硬さとツルツルとした手触りを実現しています。ガラスのように割れるリスクがないのも安全です。
- メリット: 引っかき傷に圧倒的に強い、ガラスのような高級感ある手触り。
- おすすめな人: カバンにそのまま入れる人、過去に画面を傷つけた経験がある人。
4. 【屋外で見やすい】ミヤビックス OverLay Plus（反射防止）
公園やお出かけ先で遊ぶことが多いなら、反射防止タイプが快適です。
太陽の下でたまごっちを見ると、自分の顔や背景が映り込んで画面が見にくいことがありますよね。このフィルムは表面がマット加工されており、映り込みを強力に低減します。また、指滑りがサラサラしているので、タッチ操作の『Smart』とも相性が良いです。
- メリット: 映り込みが少ない、指紋がつきにくい、指滑りが良い。
- おすすめな人: 外出先でのプレイが多い人、タッチ操作の滑りを良くしたい人。
5. 【自己修復】キズ自己修復保護フィルム（浅い傷が消える）
「細かい擦り傷が気になる」という神経質な悩みを解決する魔法のようなフィルム。
特殊なコーティング層が、表面についた微細な傷を修復して目立たなくしてくれます（※深い傷は修復できません）。常にツヤツヤの状態を保ちたい方に適しています。柔らかい素材なので、衝撃吸収効果も期待できます。
- メリット: 細かい傷が自然に消える、手触りがしっとりしている。
- おすすめな人: 常に新品のような美しさを保ちたい人。
100均のフィルムで代用できる？
「専用のフィルムは1,000円近くするし、100均で済ませたい」と考える方も多いでしょう。
結論から言うと、「代用は可能ですが、推奨はしません」。
ダイソーやセリアのフリーカットフィルムは使えるか
100円ショップで売られている「フリーカット（自分で切るタイプ）」のスマホ用やタブレット用フィルムを購入し、たまごっちの画面サイズに合わせてカットすれば代用は可能です。
100均代用のメリット・デメリット
- メリット: とにかく安い。1枚買えば失敗しても何回分も切り出せる。
- デメリット:
- カットが難しい: たまごっちの画面は丸みを帯びていたり、完全な円形ではなかったりするため、ハサミで綺麗に切るのは至難の業です。切り口がガタガタだと、そこから剥がれやすくなります。
- 透明度が低い: 専用フィルムに比べると、画面が少し曇って見えることがあります。
- 剥がれやすい: たまごっちの画面はわずかに湾曲している機種もあり、平面用の100均フィルムだと端が浮いてくることが多いです。
「とりあえずの保護」としてはアリですが、見た目の美しさや長持ちさを考えると、やはり専用設計されたフィルム（特にPDA工房やミヤビックス製）を買う方が、結果的に満足度は高いです。
気泡ゼロ！保護フィルムを綺麗に貼るコツ
フィルムを買ったものの、貼るのに失敗して気泡だらけ…というのは避けたいですよね。
誰でもプロ並みに綺麗に貼れる、3つのステップをご紹介します。
1. 貼る前の「ホコリ除去」が命
気泡が入る原因の9割は「ホコリ」です。
付属のクリーニングクロスで指紋を拭き取った後、「セロハンテープ」や「ホコリ取りシール」でペタペタと画面上の微細なホコリを取り除いてください。 これをやるだけで仕上がりが劇的に変わります。
2. お風呂場で貼るという裏技
部屋の中は意外とホコリが舞っています。そこでおすすめなのが「お風呂場」です。
お風呂場は湿気が多く、空中のホコリが床に落ちているため、フィルム貼りに最適な「クリーンルーム」になります。服を脱ぐ必要はありませんが、ホコリの出にくい服装で作業するとより完璧です。
3. 位置合わせにセロハンテープを使う方法
フィルムを持つ指が邪魔で位置がズレてしまうことがあります。
そんな時は、フィルムの表面（剥離シートではない方）の両端にセロハンテープを貼り、そのテープを持ち手（取っ手）にして位置合わせを行いましょう。指が接着面に触れる事故も防げます。
まとめ
たまごっちは、単なるおもちゃではなく、毎日お世話をする大切なパートナーです。
傷だらけの画面でお世話をするよりも、クリアで綺麗な画面の方が、キャラクターの表情もよく見えて愛着が湧くはずです。
今回ご紹介したフィルムは、どれも数百円〜1,000円程度で購入できます。
画面に傷がついてしまってから「貼っておけばよかった…」と後悔する前に、ぜひ早めの対策をしてあげてください。
【今回のおさらい：おすすめの選び方】
- クリアさ重視なら：PDA工房 Crystal Shield
- 目の健康重視なら：ミヤビックス OverLay Eye Protector
- 傷防止重視なら：PDA工房 9H高硬度
- 屋外使用重視なら：ミヤビックス OverLay Plus
あなたとたまごっちとの生活が、より長く、綺麗に続くことを願っています！
