子ども中心の生活に疲れたときへ|自分の時間を取り戻す7つの方法

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「朝から晩まで子どものことばかり」

「自分の時間がほとんどない」

「子どもは大切なのに、子ども中心の毎日に疲れてしまった」

子育てをしていると、食事、着替え、送迎、遊び、宿題、寝かしつけなど、生活の多くが子どもの予定を中心に動くようになります。

自分が食べたいものより子どもの食事。

自分が行きたい場所より子どもの予定。

自分が休みたいときでも、子どもから呼ばれれば動かなければならないことがあります。

そのような毎日が続けば、

「自分のことはいつも後回し」

と感じることもあるでしょう。

子どもを大切にすることと、自分の生活をすべて後回しにすることは同じではありません。

家事のやり方を変えたり、家族へ任せたり、子育て支援を利用したりしながら、自分のために使える時間を少しずつ作ることもできます。

この記事では、子ども中心の生活に疲れたと感じる理由や、自分の時間を取り戻すためにできる7つの方法を紹介します。

  1. 子ども中心の生活に疲れてしまうのはなぜ?
    1. 自分の予定どおりに動けない
    2. 一人になる時間が少ない
    3. 家事と育児の終わりが見えにくい
    4. 「親なら子どもを優先して当然」と考えすぎてしまう
  2. 子ども中心になりすぎているかもしれないサイン
  3. 子ども中心の生活から自分の時間を取り戻す7つの方法
  4. 1.まず「やらなくても困らないこと」を減らす
  5. 2.10~15分でも「自分が選んだ時間」を作る
  6. 3.家事・育児を「手伝ってもらう」ではなく分担する
  7. 4.子どもの要求すべてにすぐ応えなくてもいい
  8. 5.一人で出かける時間も作ってみる
  9. 6.一時預かりなどの子育て支援を利用する
  10. 7.一人で抱えきれないときは相談する
  11. 子どもを預けて自分だけ出かけてもいい?
  12. 家事を手抜きすると子どもに悪い?
  13. 家事代行やベビーシッターも選択肢
  14. SNSを見て「もっとやらなきゃ」と思ったら少し離れる
  15. 「昔の自分に戻りたい」と思うことがあってもいい
  16. 子どもが成長すれば親の時間も変わっていく
  17. 子ども中心の生活についてよくある質問
    1. 子ども中心の生活になるのは普通ですか?
    2. 自分の時間は1日何時間必要?
    3. 子どもを預けるとかわいそう?
    4. 一人の時間が欲しいと思うのは愛情不足?
    5. 自分の趣味にお金を使ってもいい?
    6. パートナーに頼んでも自分と同じようにやってくれません
    7. 子育てが楽になるのはいつ頃?
  18. まとめ|子どもを大切にしながら、自分の時間も少しずつ取り戻そう

子ども中心の生活に疲れてしまうのはなぜ?

子どもが小さい時期は、どうしても生活の多くが子ども中心になります。

しかし、負担になりやすいのは単純に「やることが多い」からだけではありません。

自分の予定どおりに動けない

子育て中は、予定を立ててもそのとおりに進まないことがあります。

出かけようとしたら子どもがぐずる。

食事をしようとしたら呼ばれる。

夜にゆっくりしようと思ったらなかなか寝てくれない。

自分のタイミングで動けない状態が続くことで、疲れを感じる場合があります。

一人になる時間が少ない

仕事には休憩時間がありますが、家庭で子どもと過ごしていると、

「ここから30分は完全に休憩」

と区切れないこともあります。

特に乳幼児期は、食事やトイレまで子どもの様子を気にしながら済ませる日もあるでしょう。

短時間でも完全に自分のことだけを考えられる時間が少ないと、休んだつもりでも疲れが取れにくく感じることがあります。

家事と育児の終わりが見えにくい

洗濯が終わったら食事。

食事が終わったら片付け。

片付けたらお風呂。

そして翌日の準備。

子育て中は、一つ終わってもすぐ次の用事が始まります。

「全部終わった」という状態になりにくいため、常に何かをやらなければならない感覚になることがあります。

「親なら子どもを優先して当然」と考えすぎてしまう

子どもの安全や健康を優先しなければならない場面はもちろんあります。

一方で、

「子どもがいるのに自分だけ楽しんではいけない」

「子どもを預けて出かけるのは申し訳ない」

「親なら自分の時間はなくて当然」

と考え続けると、自分の休息まで後回しになってしまいます。

すべての場面で子どもを最優先にする必要があるわけではありません。

子ども中心になりすぎているかもしれないサイン

次のような状態が続いているなら、生活の負担を少し見直してみてもよいでしょう。

・自分の食事を何度も後回しにしている

・一人で過ごす時間がほとんどない

・以前好きだったことを全くしなくなった

・家事が終わらないことに強くイライラする

・子どもの要求を断ることに罪悪感がある

・家族へ任せるより自分でやった方がいいと思ってしまう

・休日も休めた感覚がない

いくつ当てはまったら問題という基準ではありません。

「最近かなり疲れているな」

と感じたら、それだけでも生活を見直すきっかけにして構いません。

子ども中心の生活から自分の時間を取り戻す7つの方法

1.まず「やらなくても困らないこと」を減らす

自分の時間を作ろうとして、

「早起きして30分作ろう」

と考える人もいます。

しかし、すでに疲れている状態で睡眠時間をさらに削るのはおすすめしません。

時間を増やす前に、

「今やっていることを減らせないか」

を考えてみましょう。

例えば、

毎日掃除機をかける
→汚れが気になる日にする

毎食手作りする
→惣菜・冷凍食品も使う

洗濯物を全部たたむ
→ハンガー収納を増やす

毎日きれいに片付ける
→寝る前に一度だけ整える

などです。

1つ5分でも、いくつか減らせば自分の時間につながります。

2.10~15分でも「自分が選んだ時間」を作る

いきなり、

「毎週半日、一人で出かけよう」

と考える必要はありません。

まずは10~15分程度でも構いません。

例えば、

・温かい飲み物を飲む
・好きな動画を見る
・ゲームをする
・本を読む
・音楽を聴く
・散歩する
・何もしないで座る

などです。

重要なのは「有意義に過ごすこと」ではありません。

自分で、

「今はこれをしたい」

と決めて使うことです。

スマホを見て過ごしたいのであれば、それでも構いません。

「スマホを見てはいけない」と新しいルールを増やす必要もありません。

3.家事・育児を「手伝ってもらう」ではなく分担する

パートナーがいる場合は、

「空いた時間があったら手伝って」

ではなく、担当を決める方法があります。

例えば、

お風呂
→パートナー

夕食
→自分

食器洗い
→パートナー

寝かしつけ
→交代制

といった方法です。

「その都度お願いする」状態だと、何をお願いするか考えたり説明したりする負担が残ります。

担当を決めておけば、

「お願いしていいかな」

と毎回考えずに済みます。

家庭によって仕事時間や生活リズムは違うので、完全な半分ずつでなくても構いません。

負担が一人へ偏りすぎていないかを定期的に確認してみましょう。

4.子どもの要求すべてにすぐ応えなくてもいい

子どもから、

「ママ見て!」

「一緒に遊ぼう!」

「これやって!」

と呼ばれると、すぐ応えなければならない気がすることがあります。

もちろん、危険な場合や助けが必要な場面ではすぐ対応します。

一方、急がなくてもよいことであれば、

「これを飲み終わったら行くね」

「10分休んだら一緒にやろう」

と伝えても構いません。

子どもの年齢にもよりますが、少し待ってもらえる場面を作ることはできます。

親自身にも、

食事する

トイレへ行く

休む

といった時間は必要です。

5.一人で出かける時間も作ってみる

家の中で10分休むことに慣れてきたら、可能であれば一人で外へ出る時間を作ってみてもよいでしょう。

買い物だけでも構いません。

カフェに行く。

美容院へ行く。

本屋を見る。

映画を見る。

友達と会う。

趣味をする。

何をするかは自由です。

「子育てに役立つ時間」にする必要もありません。

親自身が好きなことをするために使って構いません。

パートナーや家族と交代で、

「今週は自分が2時間」

「来週は相手が2時間」

という方法にすると続けやすくなります。

6.一時預かりなどの子育て支援を利用する

身近に頼れる家族がいない場合は、公的な子育て支援を利用する方法もあります。

自治体によって内容は異なりますが、

・一時預かり
・ファミリー・サポート・センター
・子育て短期支援
・子育て世帯訪問支援
・地域の子育て支援拠点

などがあります。

一時預かりは、保護者の育児負担を軽減する必要がある場合などにも利用される制度です。

必ずしも、

「仕事があるときだけ使える」

ものではありません。

自治体によって対象年齢・料金・利用理由・予約方法などが異なるので、お住まいの地域で確認してください。

「限界になるまで家族だけで頑張る」のではなく、利用できる制度を知っておくことも大切です。

7.一人で抱えきれないときは相談する

生活を工夫しても、

・気分の落ち込みが長く続く
・何をしても楽しめない
・眠れない状態が続いている
・食欲が大きく変わった
・子どもに強く当たってしまう
・自分ではもう対応できないと感じる

といった場合は、一人で抱え続けないようにしましょう。

相談先には、

・パートナーや家族
・地域の保健師
・こども家庭センター
・子育て相談窓口
・かかりつけ医
・医療機関

などがあります。

育児の悩みを相談することは、特別なことではありません。

日常生活に影響が出るほどつらい状態が続いているなら、早めに相談することも検討してください。

子どもを預けて自分だけ出かけてもいい?

「子どもを預けて自分だけ遊びに行ってもいいのかな」

と罪悪感を持つ人もいます。

しかし、

美容院

買い物

友人との食事

映画

趣味

休息

など、理由が「育児や仕事のため」でなくても、自分の時間を持つこと自体を悪いことと考える必要はありません。

安全に子どもを見てもらえる環境を確保したうえで、短時間から試してみる方法があります。

最初は1時間だけでもよいでしょう。

「久しぶりに一人でコンビニへ行った」

という程度でも、普段と違う感覚になることがあります。

家事を手抜きすると子どもに悪い?

家事を簡単にすることと、子どもを大切にしないことは別です。

例えば、

手作り料理
→惣菜を組み合わせる

毎日の掃除
→回数を減らす

すべて手洗い
→食洗機を使う

スーパーへ買い物
→ネットスーパーを使う

といった方法があります。

便利なものを利用してできた時間を、

休息

子どもとの時間

自分の趣味

睡眠

などに使って構いません。

「家事をどれだけ丁寧にしたか」で親としての良し悪しが決まるわけではありません。

家事代行やベビーシッターも選択肢

予算が許せば、民間サービスを利用する方法もあります。

例えば、

・掃除代行
・料理代行
・宅配食
・ネットスーパー
・ベビーシッター

などです。

すべてを利用すると費用が大きくなるため、

「一番負担になっているものだけ」

外部へ任せる方法がおすすめです。

料理が負担なら宅配食。

掃除が負担なら月1回だけ家事代行。

一人の時間が必要なら数時間だけシッター。

というように、家庭の負担に合わせて選びます。

SNSを見て「もっとやらなきゃ」と思ったら少し離れる

SNSには、

きれいな部屋

手作りの料理

知育

家族旅行

子どもと楽しそうに遊ぶ様子

などがたくさん流れてきます。

参考になる情報もありますが、

「みんなはできているのに、自分はできていない」

と感じるようになったら、見る時間を減らしてみる方法もあります。

SNSで見えているのは、その家庭の一部分です。

自分の家庭と比較してすべて取り入れる必要はありません。

関連記事:子育てで大事にしたいこと7つ|迷ったときに戻りたい親子関係の基本

「昔の自分に戻りたい」と思うことがあってもいい

子育て中に、

「子どもがいなかった頃は自由だったな」

「好きな時間まで寝ていたい」

「昔のように出かけたい」

と思うこともあるでしょう。

そのような気持ちが浮かぶことと、子どもを大切に思っていることは両立します。

過去の生活が懐かしくなるたびに、

「こんなことを考えるなんて親失格だ」

と自分を責める必要はありません。

今の生活の中に、

以前好きだった音楽

趣味

友人との時間

仕事

ファッション

旅行

などを少しずつ戻してみる方法もあります。

子どもが成長すれば親の時間も変わっていく

子どもの年齢が上がるにつれて、自分でできることは少しずつ増えていきます。

着替え。

食事。

学校の準備。

友達との遊び。

留守番。

もちろん成長の速度には個人差がありますが、親が常にすべてをしてあげる必要は少しずつ減っていきます。

子どもができることまで親が先回りせず、

「自分でできるところは任せる」

ことも、自分の負担を減らす方法のひとつです。

関連記事:子どもが大きくなったママが寂しいと感じるのはなぜ?子離れ後の気持ちを整える7つのヒント

子ども中心の生活についてよくある質問

子ども中心の生活になるのは普通ですか?

特に子どもが小さい時期は、食事・睡眠・送迎などに合わせて生活するため、子ども中心になりやすいでしょう。

ただし、親自身の食事・睡眠・休息まで常に後回しにする必要はありません。

自分の時間は1日何時間必要?

必要な時間に一律の基準はありません。

まとまった時間が難しければ、10分程度から始めても構いません。

重要なのは時間の長さより、自分のために使える時間がまったくない状態を少しずつ変えていくことです。

子どもを預けるとかわいそう?

安全に過ごせる預け先を利用し、子どもの年齢や状態に合わせて利用するのであれば、「預けること自体がかわいそう」と一律に考える必要はありません。

一時預かりなどの公的な子育て支援もあります。

一人の時間が欲しいと思うのは愛情不足?

一人の時間が欲しいと感じることだけで、子どもへの愛情が不足しているとは判断できません。

育児とは別の時間を持ちたいと感じることはあります。

自分の趣味にお金を使ってもいい?

家計に無理のない範囲であれば、自分の趣味や楽しみにお金を使って構いません。

「親になったら自分のためには一切使わない」と決める必要はありません。

パートナーに頼んでも自分と同じようにやってくれません

安全上の問題がなければ、方法が多少違っていても任せることを検討してみましょう。

細かいやり方まですべて自分と同じにしようとすると、結局自分が管理する負担が残ってしまいます。

子育てが楽になるのはいつ頃?

一律には言えません。

子どもが自分でできることが増えるにつれて身体的な負担が減る場合がありますが、年齢が上がれば学校・友人関係・進路など別の悩みも出てきます。

「○歳になれば突然楽になる」というより、必要なサポートの内容が変わっていくと考えるとよいでしょう。

まとめ|子どもを大切にしながら、自分の時間も少しずつ取り戻そう

子育てをしていると、どうしても子ども中心の生活になる時期があります。

しかし、

子どもを大切にする
=
自分をすべて後回しにする

ということではありません。

疲れていると感じたら、

1.やらなくても困らない家事を減らす

2.10~15分でも自分のために使う

3.家事・育児を家族と分担する

4.子どもの要求にすぐ応えなくてもよい場面を作る

5.一人で出かける時間を作る

6.一時預かりなどの支援を利用する

7.つらい状態が続くなら相談する

というところから始めてみましょう。

いきなり生活を大きく変える必要はありません。

今日の夕食を簡単にする。

10分だけ一人でコーヒーを飲む。

週末の1時間だけ家族に任せる。

そんな小さな変化でも構いません。

子どもの成長とともに、親の関わり方や生活も変わっていきます。

子どもの時間と同じように、自分自身の時間も少しずつ大切にしていきましょう。

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