寒くなるこれからの季節、お昼に食べるお弁当が「冷たくておいしくない」と感じたことはありませんか?
外出先でも温かいご飯やスープを楽しめる「温活ランチグッズ」が、今とても人気です。
特に、仕事の合間や子どものお弁当タイムに、温かいご飯や汁物を食べられるだけで気持ちがホッとするもの。
節約しながら健康的にランチを楽しめるのも魅力です。
最近では、デザイン性と機能性を両立した保温アイテムが多数登場しています。
サーモスや象印など定番メーカーはもちろん、無印良品やDEAN & DELUCAのようなライフスタイルブランドからも人気モデルが続々。
本記事では、「保温ランチグッズってどれを選べばいいの?」という方に向けて、
- 失敗しない選び方
- 人気ブランドのおすすめ商品
- 温かさを長持ちさせるコツ
を、分かりやすく紹介します。
お弁当が冷めない!保温グッズの基本と選び方
保温ランチジャー・スープジャーの仕組み
保温タイプのお弁当箱は、真空二重構造が基本です。外気を遮断して内部の温度を長時間キープし、食べる直前まで温かい状態を維持します。さらに、最近では真空層に加えて断熱材や内側コーティングを施したモデルもあり、冷めにくさが大きく向上しています。気圧差を利用して熱を逃がさない工夫や、保温性を高める形状設計など、メーカーごとの技術も進化しています。
スープやおかゆを入れるならスープジャー、ご飯とおかずをまとめたいならランチジャーがおすすめです。さらに、ランチジャーの中でも「丸型」「細型」「どんぶり型」など複数のタイプがあり、使用シーンに合わせて選べます。丸型は汁気の多い料理に、細型は通勤バッグにも収まりやすく、どんぶり型は在宅ランチや食べ盛りのお子さん用にぴったりです。
容量・素材・形状の選び方ポイント
- 容量:一人用なら400〜600ml、がっつり派なら800ml以上。お弁当を頻繁に持ち歩く人は500ml前後が扱いやすく、スープ専用なら300ml前後もおすすめ。
- 素材:ステンレス製は保温力が高く、プラスチック製は軽量で持ち運びやすい。最近はセラミックコートを施したタイプもあり、においが付きにくく衛生的。
- 形状:縦長はスープ向け、平型はご飯+おかず向け。口が広いタイプは洗いやすく、盛り付けもしやすい。
また、蓋の構造も重要です。二重パッキン仕様だと液漏れ防止効果が高く、通勤バッグに入れても安心。取り外し式のパーツはお手入れが簡単で、長く清潔に使えます。
通勤・通学・自宅用で使い分けるコツ
オフィスや学校ではスリムタイプ+スープジャーを組み合わせると荷物がかさばらず便利です。
在宅ワークでは丼スタイルの大容量タイプなど、ゆったり食事を楽しめるモデルが最適。さらに、外出時は保温ポーチと併用すると温度キープ効果が倍増します。
家族で複数個使う場合は、色やサイズを変えて区別しておくと管理がラクで、朝の準備もスムーズです。
人気の保温ランチグッズおすすめ10選
1. 象印 SL‑GG18 ステンレスランチジャー
こちらは ご飯約1.2合+スープ容器付き の容量がしっかりモデル。ご家族持ちあるいは食べ盛りの方にも向いており、保温性能と耐久性も優れています。
「十分な量を温かく持ち運びたい」読者にぴったりです。
2. サーモス JBG‑1801 ステンレスランチジャー
定番ブランド「サーモス」のランチジャー。容量は約1.3合(茶碗約3杯分)で、食洗機対応・丸洗いOKといったお手入れ性も高評価です。
「コスパも機能も両立させたい」読者におすすめ。
3. タイガー LWR‑A092 保温ランチBOX
高機能タイプの保温ランチボックスで、ブランド力・仕様ともにプレミアム路線。デザインやカラー展開にもこだわる読者層(30代女性・おしゃれ志向)に響きやすいです。
4. 象印 SL‑GH18‑BA ステンレスランチジャー
象印の比較的手頃な価格帯のモデルで、「まずは保温ランチを試してみたい」という入門者に適しています。電子レンジ対応記載のモデルもあるため(日常使い重視)安心感もあります。
5. アスベル ランタスシリーズ 保温ランチジャー 800 mL
軽量かつ女性向けデザインが特徴の800mLモデル。容量も2〜3人用として使いやすく、バッグに入れやすいスマート仕様です。毎日持ち運びたい20〜30代女性におすすめです。
6. サーモス JBP360‑BK 保温ごはんコンテナー
ご飯専用保温コンテナー。スープジャー+ご飯保温器という組み合わせを提案したい際に紹介しやすい商品です。「ご飯だけでも温かく持ち歩きたい」読者に刺さります。
7. 象印 SL‑GF18‑BA ステンレスランチジャー
カラー展開やデザインにもこだわったモデル。見た目も重視したい、インスタ映えを意識する読者層に響きやすい一品です。「おしゃれランチタイムを演出したい」需要に応えられます。
8. 真空断熱スープジャー ステンレス保温/保冷 フードジャー
スープジャー形式で、容量を抑えたい一人用・軽量重視のモデルとして紹介できます。温かいスープをランチに持っていきたい方向け。保温・保冷両用仕様で夏も冬も使える点も強み。
9. 2段式大容量 保温ランチジャー セット 真空断熱タイプ
家族用やまとめ買い用として使える「大容量&2段式」セットモデル。兄弟姉妹分や夫婦2人分を一気に準備したいママ層に適しています。容量・コストパフォーマンスを重視する記事に使いやすい。
10. 抗菌保温ジャー付ランチ KCLJC6AG
抗菌仕様付き+ランチバッグ付きなど「機能付きモデル」。特に衛生面や使いやすさを気にする読者に訴求できます。「抗菌」「防臭」「洗いやすさ」など細かなポイントを強調すると効果的です。
温かさを長持ちさせるコツ
スープジャーは“熱湯予熱”が鉄則!
食材を入れる前に、熱湯を注いで数分置くことで保温効果が格段に上がります。
このひと手間を加えるだけで、スープの温かさが2〜3時間長持ちすることもあります。特に寒い外出先や職場では、予熱の有無で体感温度が大きく変わります。
熱湯を注いだ後は軽くフタをして蒸気で内部を温め、余分な水を捨ててすぐ食材を入れるのがポイント。
予熱の際に少量の塩を入れると風味が安定し、スープの味もまろやかになります。
ご飯は高温で詰めて、すぐ密閉する
炊きたてご飯をすぐ詰めてフタを閉めることで、熱を逃さず温かさを維持できます。
また、詰める際にご飯を軽くほぐし、空気を含ませてから詰めると、蒸気がこもらずふっくら食感を保てます。
容器の外側を温めた布で包むと、冷めにくさがさらにアップします。
専用ケース・保温バッグを併用する
外気の冷たさを防ぐために、保温ポーチや断熱バッグを一緒に使うのがおすすめ。
特にアルミシート付きのバッグや二重構造タイプを選ぶと、外気温に左右されにくくなります。
通勤時間が長い人や屋外で食べる機会が多い人は、断熱性の高いケースに加え、保温剤や小型カイロを入れる方法も効果的です。
これらを組み合わせることで、昼食時までしっかり温かい状態を保てます。
お弁当をもっと楽しむ“温活レシピ”
朝10分で完成!具沢山スープ弁当
ウインナー・キャベツ・コンソメで作る簡単スープ。
忙しい朝でもすぐに準備でき、野菜もたっぷり摂れる一品。さらに、冷蔵庫にある残り野菜やベーコンをプラスすることで、より栄養バランスが整います。
ジャーに詰める前にスープを一度沸騰させておくと保温効果がアップし、昼までしっかり温かさをキープ。にんじんやブロッコリーを加えれば彩りも良く、目にも美味しいスープになります。
ほっこり肉団子スープ&雑穀ごはん
温かい肉団子スープに雑穀ご飯を合わせると、栄養バランスも抜群。
食べ応えがあり、午後の仕事も頑張れる温活メニュー。さらに、肉団子は前日に仕込んで冷凍しておくと朝の時短になります。スープにはしょうがを少し加えると身体が芯から温まり、風邪予防にも効果的。
また、雑穀ごはんに黒ごまや小豆を混ぜると香ばしさと食感が増し、見た目にも健康的なランチになります。
豆乳チャウダー・トマトリゾット風など女子向け温ランチ
見た目もかわいく、SNS映えも狙えるスープ系ランチ。
ヘルシーさと満足感を両立できます。豆乳チャウダーにはきのこやほうれん草を入れて食物繊維をプラス、トマトリゾット風にはチーズを少し加えるとコクが出て満足感アップ。
時間に余裕がある日は、玄米やオートミールを混ぜてアレンジすれば、カフェ風の“映える”温活ランチにもなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 保温ランチジャーで生ものはNG?
A. はい。高温で密閉されるため、生野菜や果物などは避けるのが基本です。
また、マヨネーズや卵を使った料理、乳製品を含むメニューは菌が繁殖しやすく、保温容器内で温度が一定に保たれることで傷みやすくなるため注意が必要です。
生ものを入れたい場合は、別容器で冷蔵保存し、食べる直前に合わせるなど工夫すると安全です。
Q. 電子レンジ対応のものはある?
A. 多くのステンレス製ランチジャーは非対応ですが、内容器のみ電子レンジ可のモデルもあります。
最近は底部の金属部分を除き、上段容器だけ電子レンジ対応にしたハイブリッドタイプも増えています。
温め直しをしたい人は「電子レンジ対応可」「取り外し式内カップ」などの表記を必ずチェックしましょう。
また、電子レンジを使う際はフタを完全に閉めずに軽くずらして加熱することで、圧力がかかるのを防げます。
Q. お手入れ・におい対策のコツは?
A. 使用後は早めに洗い、重曹やクエン酸を使うとニオイ残りを防げます。
特にカレーやトマト系の料理を入れた後は、色移りやニオイが残りやすいため、ぬるま湯に重曹を溶かして数時間置くのがおすすめです。
パッキンやフタの溝もこまめに外して洗うと、雑菌やカビの発生を防げます。
定期的に漂白剤や専用クリーナーで除菌しておくと、常に清潔な状態を保てます。
まとめ
寒い季節は、ちょっとした工夫でお弁当の満足度がぐっと変わります。
フッ素コートの有無に関わらず、保温機能を備えたランチグッズを活用することで、毎日の食事時間がより豊かになります。
たとえばスープジャーを使えば、温かいスープや雑炊・リゾットまで楽しめますし、ランチジャーならご飯もおかずも熱々のまま。
「冷めたお弁当が苦手」「冬場のランチがつらい」と感じていた方でも、温活ランチを取り入れることで心も体もぽかぽかに。
また、見た目やデザインにこだわったモデルを選べば、毎日のモチベーションもアップします。
朝の支度が少し憂鬱な日でも、「お気に入りのランチジャーを使いたいから頑張ろう」と思えるのは、忙しい人にとって大きな助けになるはずです。
さらに、保温グッズは環境にもやさしい選択。
電子レンジやガスを使わず温かさを保つため、節電・エコライフにも貢献できます。
この冬は、あなたにぴったりの温活アイテムで「お弁当時間をもっと楽しく・もっと快適に」してみませんか?

