「シナノゴールドと王林は何が違う?」
「甘いりんごならどっちがおすすめ?」
「どちらも黄色っぽいけれど、味は似ているの?」
秋から冬にかけて店頭で見かける「シナノゴールド」と「王林(おうりん)」。
どちらも黄色系のりんごですが、味わいや香り、食感には分かりやすい違いがあります。
シナノゴールドがおすすめ
→ 甘みと酸味のバランス、パリッとした食感を楽しみたい人
王林がおすすめ
→ 酸味が少なく、甘さと香りを重視したい人
この記事では、シナノゴールドと王林の違いを、甘さ・酸味・食感・旬・見た目などから比較して紹介します。
- シナノゴールドと王林の違いを比較
- 違い① 酸味が少なく甘さを感じやすいのは王林
- 違い② シナノゴールドは甘みと酸味のバランスがいい
- 違い③ 香りを重視するなら王林
- 違い④ パリッとした食感ならシナノゴールド
- 違い⑤ 見た目は黄色と黄緑色
- 違い⑥ 親品種にも共通点がある
- シナノゴールドはどんなりんご?
- 王林はどんなりんご?
- シナノゴールドがおすすめな人
- 王林がおすすめな人
- 子どもが食べるならどっち?
- 朝食ならどっちがおすすめ?
- アップルパイならどっち?
- 贈答用ならどっちがおすすめ?
- シナノゴールドと王林は見分けられる?
- おいしいシナノゴールド・王林の選び方
- りんごはどうやって保存する?
- シナノゴールドと王林を食べ比べるのもおすすめ
- まとめ
シナノゴールドと王林の違いを比較

まずは主な違いをまとめました。
| 比較項目 | シナノゴールド | 王林 |
|---|---|---|
| 果皮 | 黄色 | 黄緑色~黄色 |
| 甘み | しっかりした甘み | 甘みが強い |
| 酸味 | 適度にある | ほとんど感じにくい |
| 味わい | 甘酸っぱいバランス型 | 甘さ中心 |
| 食感 | パリッとした歯ごたえ | やや硬めで緻密 |
| 果汁 | 多い | 多い |
| 香り | 爽やか | 独特の芳香が強い |
| 大きさ | 中~大玉 | 約300gが目安 |
| 旬・収穫時期の目安 | 10月中旬~11月頃 | 10月下旬~11月上旬頃 |
| 親品種 | ゴールデンデリシャス×千秋 | ゴールデンデリシャス×印度 |
| おすすめ | 甘酸っぱさ・食感重視 | 甘さ・香り重視 |
甘酸っぱくパリッとしたりんごならシナノゴールド、酸味が少なく甘く香りのよいりんごなら王林がおすすめです。
違い① 酸味が少なく甘さを感じやすいのは王林
「とにかく甘いりんごが好き」という人には、王林がおすすめです。
王林は酸味がほとんど感じられず、甘みを楽しみやすい品種。
糖度だけで甘さが決まるわけではなく、酸味が少ないことでより甘く感じやすくなります。
一方のシナノゴールドも甘みはしっかりありますが、適度な酸味があるため、甘酸っぱい味わいです。
甘さ・酸味の少なさ重視
→ 王林
甘み+酸味のバランス重視
→ シナノゴールド
違い② シナノゴールドは甘みと酸味のバランスがいい
シナノゴールドは、甘みだけでなく爽やかな酸味も楽しめるりんごです。
平均糖度の目安は14~15%ほどで、甘さもしっかりあります。
そこに適度な酸味が加わるため、濃厚ながら後味は比較的すっきり。
「甘いだけでは少し物足りない」
「りんごらしい甘酸っぱさも欲しい」
という人に向いています。
甘酸っぱいりんごが好きなら、シナノゴールドがおすすめです。
違い③ 香りを重視するなら王林

王林の大きな特徴のひとつが香りです。
切ったときや口に入れたときに、王林ならではの甘く爽やかな芳香を感じられます。
そのため、
という人には王林が合いやすいでしょう。
味だけでなく香りまで楽しみたいなら、王林は特におすすめです。
違い④ パリッとした食感ならシナノゴールド
シナノゴールドは果肉がしっかりしていて、パリッとした食感を楽しめます。
噛んだときの歯ごたえがあり、果汁も豊富です。
王林もやや硬めの果肉ですが、きめ細かく、シナノゴールドとは少し違った食感です。
パリッとした歯ごたえ
→ シナノゴールド
きめ細かく食べやすい果肉
→ 王林
硬めのりんごが好きなら、どちらも候補になります。
違い⑤ 見た目は黄色と黄緑色
どちらも黄色系のりんごですが、色合いは少し違います。
シナノゴールドは、熟すと全体が鮮やかな黄色になります。
一方、王林は黄緑色~黄色で、表面に小さな果点が目立つものもあります。
そのため店頭では、
鮮やかな黄色
→ シナノゴールド
黄緑色がかった色
→ 王林
と見ると区別しやすいでしょう。
ただし、熟し具合や個体差によって色は変わるので、最終的には品種表示を確認してください。
違い⑥ 親品種にも共通点がある
シナノゴールドと王林には、意外な共通点があります。
シナノゴールド
→ ゴールデンデリシャス×千秋
王林
→ ゴールデンデリシャス×印度
どちらも「ゴールデンデリシャス」を親に持つ品種です。
共通する親品種
→ ゴールデンデリシャス
シナノゴールドのもう一方の親
→ 千秋
王林のもう一方の親
→ 印度
見た目がどちらも黄色系なのも興味深いですね。
シナノゴールドはどんなりんご?
シナノゴールドは長野県で育成された品種です。
長野県の「りんご三兄弟®」では三男として知られています。
そのまま食べるのはもちろん、甘みと酸味のバランスを活かしてアップルパイなどに使うのもおすすめです。
王林はどんなりんご?
王林は黄緑色の果皮が特徴的なりんごです。
酸味が少なく、甘さと独特の香りを楽しめます。
赤いりんごとは違った香りや甘さが好きな人にも人気の品種です。
シナノゴールドがおすすめな人
シナノゴールドは次のような人におすすめです。
味のバランスと歯ごたえを重視するなら、シナノゴールドがおすすめです。
王林がおすすめな人
王林は次のような人におすすめです。
酸味の少なさ・甘さ・香りを重視するなら、王林がおすすめです。
子どもが食べるならどっち?
子ども用なら、酸味が少ない王林が選びやすいでしょう。
甘みを感じやすいため、酸っぱい果物が苦手な子どもにも向いています。
一方、甘酸っぱい味が好きならシナノゴールドでも問題ありません。
甘くて酸味少なめ
→ 王林
甘酸っぱくパリッとした食感
→ シナノゴールド
朝食ならどっちがおすすめ?
朝食用ならどちらも使いやすいです。
王林は甘く香りがよいため、そのままカットして食べるのに向いています。
ヨーグルトの酸味とも合わせやすいでしょう。
一方、シナノゴールドは甘酸っぱさとパリッとした食感があるので、朝からさっぱり食べたい人に向いています。
アップルパイならどっち?
アップルパイなど加熱する料理には、シナノゴールドがおすすめです。
甘みだけでなく酸味もあるため、加熱後も味にメリハリが出やすくなります。
王林でも作れますが、酸味が少ないため、甘さ中心の仕上がりになります。
そのまま甘く食べるなら王林、お菓子作りまで楽しむならシナノゴールドが使いやすいです。
贈答用ならどっちがおすすめ?
シナノゴールド・王林ともに贈答用として販売されています。
黄色いシナノゴールドは見た目が鮮やかで、赤いりんごとの詰め合わせにも向いています。
王林も長く親しまれている品種なので、甘いりんごが好きな人への贈り物におすすめです。
また、
シナノゴールド
+
王林
+
赤いりんご
のような詰め合わせなら、色の違いも楽しめます。
シナノゴールドと王林は見分けられる?
どちらも黄色系なので、慣れていないと迷うことがあります。
簡単な目安は果皮の色です。
鮮やかな黄色
→ シナノゴールド
黄緑色~黄色
→ 王林
また、王林には独特の芳香があるため、香りでも違いを感じることがあります。
おいしいシナノゴールド・王林の選び方
シナノゴールドは、全体がしっかり黄色くなったものが熟している目安のひとつです。
手に持ったときに重量感があるものもチェックしてみましょう。
王林も果皮の状態を確認し、傷みが少なく、ずっしりしたものを選ぶとよいでしょう。
王林は表面に果点が見られますが、品種の特徴なので、それだけで傷んでいるわけではありません。
りんごはどうやって保存する?
りんごは低温で保存すると品質を保ちやすくなります。
家庭では乾燥を防ぐために袋へ入れ、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
たくさん購入して冷蔵庫に入らない場合は、できるだけ温度変化が少なく涼しい場所で保管しましょう。
切ったりんごは乾燥や変色が進みやすいので、早めに食べてください。
シナノゴールドと王林を食べ比べるのもおすすめ

10月下旬以降なら、シナノゴールドと王林の両方が出回る時期があります。
どちらにするか迷ったら、食べ比べてみるのがおすすめです。
比べたいポイントは、
です。
甘酸っぱくパリッとした食感
→ シナノゴールド
酸味が少なく甘く香り豊か
→ 王林
同じ黄色系りんごでも、実際に食べるとかなり印象が違います。
まとめ
シナノゴールドと王林は、どちらも黄色系の人気りんごですが、味わいや香りに違いがあります。
シナノゴールドは、
・甘みと酸味のバランスがいい
・パリッとした食感
・果汁が多い
・鮮やかな黄色
・加工にも使いやすい
のが特徴です。
一方の王林は、
・酸味が少ない
・甘みを感じやすい
・独特のよい香り
・果汁が多い
・黄緑色の果皮
が特徴です。
甘酸っぱさ・パリッとした食感重視
→ シナノゴールド
甘さ・酸味の少なさ・香り重視
→ 王林
どちらも10月下旬以降に楽しみやすい品種なので、迷ったら食べ比べて好みの黄色りんごを見つけてみてくださいね。


