「念願のたまごっちを手に入れた!」「久しぶりに新しい機種を買ってみた!」
そんなワクワクした気持ちでパッケージを開けようとしているあなた、ちょっと待ってください。
たまごっちは、そのままの状態で持ち歩くと意外なほどすぐに傷がついたり、最悪の場合、落下して壊れてしまったりするリスクがあります。特に最近の機種(Tamagotchi UniやSmartなど)は高機能化しており、液晶画面の保護はスマートフォンと同じくらい重要です。
また、たまごっちは単なるゲーム機ではなく、ファッションアイテムとしての側面も持っています。「どうせなら可愛く持ち歩きたい」「自分だけの個性を出したい」と思いますよね。
この記事では、たまごっち歴の長い筆者が、「最初に絶対に揃えておくべき必需品」から「あると便利なカスタマイズアイテム」まで、優先度順に詳しく解説します。
100円ショップで代用できるものから、ネットで買うべき専用品まで網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
【優先度:高】まずは画面を守る!液晶保護フィルム
たまごっちを開封して、電源を入れる前に一番にやってほしいこと。それは「液晶保護フィルム」を貼ることです。
なぜフィルムが必要?たまごっちの画面は傷つきやすい
たまごっちの画面カバー部分は、スマホの強化ガラスとは異なり、プラスチック製であることがほとんどです。そのため、バッグの中で鍵と擦れたり、爪が当たったりするだけで、細かい「擦り傷」が簡単についてしまいます。
一度ついた傷は消せません。画面が見にくくなるとゲームの楽しさも半減してしまうため、保護フィルムは必須レベルのアイテムです。
選び方のポイント:機能で選ぶ
フィルムにはいくつか種類があります。自分のプレイスタイルに合わせて選びましょう。
- ブルーライトカットタイプ:長時間プレイする方や、お子様の目の健康を気にする方におすすめ。画面が少し黄色がかって見える場合がありますが、目への負担は軽減されます。
- 高光沢(クリア)タイプ:画面の鮮やかさをそのまま楽しみたい方に。キャラクターの色味が綺麗に見えます。
- 反射防止(アンチグレア)タイプ:屋外や明るい場所で遊ぶことが多い方に。光の映り込みを抑え、サラサラとした手触りで指紋が目立ちにくいです。
専用サイズがない場合の代用テクニック
最新機種であれば専用フィルムがAmazonなどで販売されていますが、古い機種やコラボ系の「Tamagotchi nano」などは専用品がない場合があります。
その場合は、100円ショップで売っている「フリーカットのスマホ用フィルム」や「スマートウォッチ用フィルム」を購入し、画面サイズに合わせてハサミでカットして使うのが裏技です。
【優先度:中】落下防止と持ち運びの要!ストラップ・ネックホルダー
たまごっちのトラブルで一番多いのが「落下」です。小さくて丸いフォルムは手から滑り落ちやすいため、命綱となるストラップは必ずつけましょう。
手首用ストラップ:プレイ中の落下を防ぐ
基本中の基本です。操作するときに手首に通しておくだけで、万が一手が滑っても地面への激突を防げます。
純正のストラップも可愛いですが、家電量販店や雑貨屋で売っている、手首が痛くならないシリコン製や、可愛いビーズのストラップに付け替えるのも人気です。
ネックストラップ:お子様やイベント時の持ち歩きに便利
お子様が公園に持っていく場合や、テーマパークなどで常に操作したい場合は、首から下げるネックストラップが便利です。
ただし、ぶら下げたまま走るとたまごっちが揺れて壁や遊具にぶつかるリスクがあるため、長さ調整ができるものや、強い力が加わると外れる安全パーツ付きのものを選ぶと安心です。
カラビナ・キーホルダー:バッグに付けて「見せる収納」
「大人が首から下げるのはちょっと…」という方は、カラビナを使ってバッグの持ち手に付けるのがおすすめ。最近は「推し活」ブームもあり、透明なポーチ(クリアポーチ)に入れてバッグに吊るすスタイルが流行しています。これなら雨や汚れも防げて一石二鳥です。
【優先度:中】本体を傷や汚れから守る!専用ケース・カバー
本体そのものを保護しつつ、見た目をガラッと変えられるのがケースやカバーです。
シリコンケース:滑り止め&衝撃吸収に最適
実用性重視ならシリコンケース一択です。
- メリット:グリップ力が上がり持ちやすくなる。落下時の衝撃を吸収してくれる。汚れても水洗いできる。
- デメリット:ホコリがつきやすい場合がある。
特に「Tamagotchi Uni」や「Smart」のような高価な機種には、専用のシリコンカバーをつけておくと安心感が違います。耳付きのデザインなど、可愛いものも多く販売されています。
クリアケース:本体のデザインを活かしたい派へ
「たまごっち本体のデザインや色が気に入っているから隠したくない!」という方は、ハードタイプのクリアケースを選びましょう。ステッカーを挟んでデコレーションする楽しみ方もできます。
ニット・ぬいぐるみカバー:個性を出すならこれ
SNSでよく見かける、毛糸で編まれたカバーや、ふわふわのぬいぐるみ素材のケース。これらは主にハンドメイド作家さんが販売していることが多いです。
衝撃吸収性はシリコンに劣る場合がありますが、「世界に一つだけのたまごっち」にカスタマイズできる点が最大の魅力です。
【機種別注意点】Tamagotchi Uni / Smart / Pix / Nanoの違い
アクセサリーを買う前に、必ず自分の持っている「機種」を確認してください。たまごっちは機種ごとにサイズや形状、充電ポートの位置が全く異なります。
Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)
最新のWi-Fi搭載モデルです。
- 注意点:背面の形状が特殊です。また、腕時計のように使うための「ウォッチバンド」が付属していますが、バンドを使わずに持ち歩くための専用ストラップアダプターやケースが必要になることがあります。
Tamagotchi Smart(たまごっちスマート)
タッチパネル搭載モデルです。
- 注意点:充電ポートがサイドにあります。ケースを買う際は、充電口が塞がれていないか、またはケースを外さずに充電できる設計かを確認しましょう。
Tamagotchi Nano(たまごっちナノ)
「鬼滅の刃」や「SPY×FAMILY」などのコラボモデルに多い、一回り小さいサイズです。
- 注意点:通常サイズのたまごっち用ケースはブカブカで使えません。「AirPodsケース」や「小銭入れ」などがサイズ的にシンデレラフィットすることが多く、代用ケースを探す楽しみがあります。
【あると便利】意外と忘れる消耗品・ケア用品
アクセサリー以外にも、快適に遊ぶために準備しておきたいアイテムがあります。
予備バッテリー・充電環境
- 乾電池式(初代復刻版、Meets、Mixなど):単4電池を2本使用することが多いです。頻繁に交換が必要になるため、「充電式ニッケル水素電池(エネループなど)」を導入するとコスパが良くなります。また、電池蓋を開けるための「精密ドライバー(プラス)」も100均で確保しておきましょう。
- 充電式(Uni、Smartなど):USB充電です。付属のケーブルは短いことが多いため、長めのケーブルや、外出先で充電できるモバイルバッテリーがあると安心です。
クリーニングクロス
指紋でベタベタになった画面は見た目も悪く、タッチ反応も鈍ります。メガネ拭きのようなマイクロファイバークロスを1枚、ケースと一緒に持っておくと常にピカピカの状態を保てます。
どこで買うのが正解?購入場所別メリット・デメリット
「これらが欲しいけど、どこで売ってるの?」という疑問にお答えします。
Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング
【おすすめ度:★★★★★】
専用の保護フィルムや、機種専用のシリコンケースを買うならネット通販が確実です。実店舗では最新機種以外のアクセサリーは取り扱いが少ないため、探す手間が省けます。
特に「Tamagotchi Uni ケース」などで検索すると、豊富なカラーバリエーションから選べます。
100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
【おすすめ度:★★★★☆】
最近の100均は「推し活」グッズが充実しており、たまごっちに使えるアイテムの宝庫です。
- 狙い目:カラビナ付きクリアポーチ、ストラップ、画面保護フィルム(フリーカット)、電池、精密ドライバー。
- 専用品ではないため、サイズ確認が必要です。
ハンドメイドサイト(minne、Creema、メルカリなど)
【おすすめ度:★★★☆☆】
「人とかぶりたくない」「もっと凝ったデザインのニットカバーが欲しい」という方はこちら。作家さんが作ったハイクオリティなカバーが見つかります。
まとめ:アクセサリーを揃えて、快適なたまごっちライフを!
たまごっちを長く、大切に遊ぶために必要なアクセサリーをまとめました。
- 最優先:液晶保護フィルム(傷防止)
- 必須級:ストラップ(落下防止)
- 推奨:シリコンケースやカバー(本体保護&汚れ防止)
- 要確認:予備電池や充電環境
まずは画面の傷を防ぐフィルムと、落下を防ぐストラップの2点だけでも揃えておくことを強くおすすめします。数百円〜千円程度の投資で、大切なパートナーであるたまごっちの寿命が大きく変わります。
準備が整ったら、あとは思いっきりお世話を楽しむだけです。
あなたとたまごっちの日々が、より楽しく快適なものになりますように!

