「サンふじと王林はどっちが甘い?」
「蜜入りりんごならどっち?」
「赤いサンふじと黄色い王林では、味も違うの?」
秋から冬にかけて人気の「サンふじ」と「王林(おうりん)」。
どちらも甘みのある人気のりんごですが、味わいや香り、蜜の入りやすさには大きな違いがあります。
サンふじがおすすめ
→ 甘さ・蜜入り・甘酸っぱい濃厚な味を楽しみたい人
王林がおすすめ
→ 酸味が少なく、甘さと香りを楽しみたい人
この記事では、サンふじと王林の違いを、甘さ・蜜・酸味・香り・食感・旬などから比較して紹介します。
サンふじと王林の違いを比較

まずは主な違いをまとめました。
| 比較項目 | サンふじ | 王林 |
|---|---|---|
| 果皮 | 赤~赤い縞模様 | 黄緑色~黄色 |
| 甘み | 強い | 強く感じやすい |
| 酸味 | 適度にある | ほとんど感じにくい |
| 味わい | 甘酸っぱく濃厚 | 甘さ中心でまろやか |
| 蜜 | 入りやすい | 基本的に入りにくい |
| 果汁 | 多い | 多い |
| 食感 | シャキシャキ | やや硬めで緻密 |
| 香り | りんごらしい風味 | 独特の芳香が強い |
| 収穫時期の目安 | 10月下旬~11月頃 | 10月下旬~11月上旬頃 |
| おすすめ | 蜜・濃い味重視 | 甘さ・香り重視 |
蜜入りや甘酸っぱい濃厚な味ならサンふじ、酸味の少ない甘さと香りなら王林がおすすめです。
違い① 酸味が少なく甘さを感じやすいのは王林
「酸っぱいりんごが苦手」という人には、王林がおすすめです。
王林は酸味がほとんど感じられず、甘みを楽しみやすいのが特徴。
サンふじも甘みの強いりんごですが、適度な酸味があるため、甘さと酸味の両方を楽しむタイプです。
甘さ・酸味の少なさ重視
→ 王林
甘み+酸味の濃厚な味重視
→ サンふじ
単純な糖度だけではなく、酸味の少なさによって王林をより甘く感じる人もいるでしょう。
違い② 蜜入りを狙うならサンふじ

2つの大きな違いが、蜜の入りやすさです。
サンふじは蜜が入りやすいりんごとして知られています。
切ったときに種の周りが透き通ったようになっている部分が、一般的に「蜜」と呼ばれている部分です。
一方、王林は熟しても基本的に蜜が入りにくい品種です。
蜜入りりんごを食べたいなら、王林よりサンふじがおすすめです。
ただし、サンふじなら必ず蜜が入っているわけではありません。
蜜の入り方は収穫時期や栽培環境、個体差、保存期間などによって変わります。
通販で購入する場合は「蜜入り保証」や「光センサー選果」などの表記がある商品も確認してみましょう。
違い③ 王林は香りが強い
王林を語るうえで外せないのが、独特のよい香りです。
切ったときや口に入れたときに、甘く爽やかな芳香を感じやすいのが特徴。
という人には王林が向いています。
味だけでなく香りも楽しみたいなら、王林は特におすすめです。
違い④ サンふじは甘酸っぱい濃厚な味
サンふじは甘みが強いだけでなく、適度な酸味もあります。
そのため、王林と比べると味にメリハリがあります。
さらに果汁も多く、完熟したものでは蜜が入ることもあるため、
「りんごらしい濃い味が好き」
という人にも向いています。
甘くまろやかな味
→ 王林
甘酸っぱく濃厚な味
→ サンふじ
違い⑤ 見た目は赤と黄緑色で大きく違う
サンふじと王林は、見た目でも簡単に区別できます。
サンふじは赤色をベースに縞模様が見られるものが多いりんごです。
一方、王林は黄緑色~黄色。
表面に細かな果点が見えることもあります。
贈答用で複数品種を詰め合わせる場合は、
赤いサンふじ
+
黄緑色の王林
を組み合わせると、色の違いが出て華やかになります。
違い⑥ 蜜があるから必ず甘いとは限らない
「蜜入り=蜜の部分がものすごく甘い」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、りんごの蜜そのものが周囲の果肉より特別甘いわけではありません。
蜜入りは、りんごが十分に成熟したことを判断するひとつの目安です。
また、蜜は保存しているうちに果肉へ吸収され、見えなくなることがあります。
蜜が見えなくなっても、それだけでりんごの甘さがなくなったという意味ではありません。
サンふじはどんなりんご?
サンふじは「ふじ」を袋掛けせず、太陽の光を十分に浴びさせて育てたりんごです。
「サンふじ」という別品種があるわけではありません。
秋から冬に旬のおいしいりんごを食べたい人におすすめです。
王林はどんなりんご?
王林は「ゴールデンデリシャス」と「印度」を親に持つ黄色系のりんごです。
果皮は黄緑色~黄色で、独特の芳香があります。
特に酸味の少ないりんごが好きな人におすすめです。
サンふじがおすすめな人
サンふじは次のような人におすすめです。
蜜・甘み・酸味のバランスを重視するなら、サンふじがおすすめです。
王林がおすすめな人
王林は次のような人におすすめです。
酸味の少なさ・甘さ・香りを重視するなら、王林がおすすめです。
子どもが食べるならどっち?
子ども用なら、酸味の少ない王林が選びやすいでしょう。
甘さを感じやすく、酸っぱい果物が苦手な子どもにも向いています。
ただし、シャキシャキした赤りんごが好きな子どもならサンふじもおすすめです。
甘く酸味少なめ
→ 王林
甘酸っぱくシャキシャキ
→ サンふじ
朝食ならどっちがおすすめ?
朝食にはどちらも使いやすいりんごです。
王林は甘く香りがよいため、そのままカットして食べるのはもちろん、ヨーグルトとも合わせやすいでしょう。
サンふじは甘酸っぱさとシャキシャキした食感があるので、朝から歯ごたえのあるりんごを食べたい人に向いています。
好みで選んで問題ありません。
蜜入りを通販で買うならどこを見る?
蜜入りサンふじを通販で購入するときは、商品名だけで判断しないことが大切です。
などを確認しましょう。
サンふじでも蜜が入らない個体はあります。
「絶対に蜜入りが欲しい」という場合は、ショップが蜜入りを保証している商品を選ぶと安心です。
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贈答用ならどっちがおすすめ?
サンふじ・王林ともに贈答用として人気があります。
味を重視して贈るならサンふじ。
酸味が少なく香りのよいりんごを贈りたいなら王林がおすすめです。
また、2品種を詰め合わせる方法もあります。
赤いサンふじ
+
黄緑色の王林
→ 色も味も違うので贈答用の食べ比べにおすすめ
相手の好みが分からない場合にも、2種類の詰め合わせなら楽しんでもらいやすいでしょう。
家庭用なら訳ありりんごもおすすめ
自宅用なら、家庭用・訳ありの商品も候補になります。
訳ありになる主な理由には、
・色むら
・小さな傷
・形の不ぞろい
・サイズ混合
などがあります。
見た目をあまり気にしないなら、お得に購入できる場合があります。
ただし、「訳あり」の基準はショップごとに異なります。
購入前に商品説明を確認してください。
サンふじと王林の旬はいつ?
どちらも晩生のりんごで、秋の終わりから冬にかけて楽しみやすい品種です。
王林は10月下旬~11月上旬頃に収穫時期を迎えます。
サンふじも10月下旬~11月頃に収穫され、本格的に出回るのは11月以降です。
11月頃はサンふじと王林の両方を食べ比べやすい時期です。
お歳暮や年末用の果物を探す時期にもぴったりですね。
サンふじと王林を食べ比べるのもおすすめ

どちらにするか迷ったら、両方を食べ比べてみるのがおすすめです。
比較したいポイントは、
です。
甘酸っぱく濃厚・蜜入りも楽しみたい
→ サンふじ
酸味が少なく甘い・香りを楽しみたい
→ 王林
赤と黄緑色で見た目も大きく違うので、家族で食べ比べても楽しめます。
りんごはどうやって保存する?
サンふじ・王林ともに、家庭では冷蔵保存がおすすめです。
乾燥を防ぐため、
りんご
↓
ポリ袋や保存袋へ入れる
↓
冷蔵庫の野菜室などで保存
するとよいでしょう。
りんごはエチレンガスを発生させるため、ほかの野菜や果物への影響が気になる場合も袋へ入れておくと安心です。
切ったりんごは乾燥や変色が進みやすいため、早めに食べましょう。
まとめ
サンふじと王林は、どちらも秋から冬に楽しめる人気のりんごですが、味わいには大きな違いがあります。
サンふじは、
・甘みが強い
・適度な酸味がある
・蜜が入りやすい
・果汁が多い
・シャキシャキした食感
が特徴です。
一方の王林は、
・酸味がほとんどない
・甘みを感じやすい
・独特の芳香
・果汁が多い
・黄緑色~黄色の果皮
が特徴です。
蜜・甘酸っぱさ・濃厚な味重視
→ サンふじ
甘さ・酸味の少なさ・香り重視
→ 王林
どちらも11月頃に楽しみやすいので、迷ったらサンふじと王林を食べ比べて、自分好みのりんごを見つけてみてくださいね。

