ふじとサンふじの違いは?甘さ・蜜・見た目・保存性を比較してどっちがおすすめか紹介

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「ふじとサンふじは何が違う?」

「サンふじのほうが甘いって本当?」

「蜜入りのりんごを選ぶならどっち?」

秋から冬にかけて、スーパーや通販でよく見かける「ふじ」と「サンふじ」。

名前が似ているため別の品種だと思われがちですが、実はどちらも同じ「ふじ」という品種です。

違うのは育て方。

ふじ
→ 果実に袋を掛けて育てる「有袋栽培」

サンふじ
→ 袋を掛けず、太陽の光を浴びて育てる「無袋栽培」

この栽培方法の違いによって、甘さ・蜜の入りやすさ・果皮の色・保存性などにも違いが生まれます。

この記事では、ふじとサンふじの違いを比較し、それぞれどんな人におすすめなのか紹介します。

ふじとサンふじの違いを比較

まずは主な違いをまとめました。

比較項目ふじサンふじ
品種ふじふじ
栽培方法袋を掛けて育てる袋を掛けずに育てる
別名有袋ふじ無袋ふじ
甘み甘いより甘みを感じやすい
蜜入ることもある入りやすい
果皮鮮やかな紅色になりやすい色むらが出ることもある
見た目きれいに色づきやすい自然な色合い
保存性特に優れている高い
主な楽しみ方春~夏まで長く楽しみやすい秋冬の旬に食べる
おすすめ見た目・保存性重視甘さ・蜜・味重視

甘さや蜜入りを重視するならサンふじ、見た目の美しさや保存性を重視するならふじが選びやすいです。

違い① サンふじは袋を掛けずに育てる

ふじとサンふじの一番大きな違いは栽培方法です。

一般的な「ふじ」は、成長途中の果実に袋を掛けて育てます。

一方、サンふじは袋を掛けません。

太陽の光を直接たっぷり浴びながら育つため「サンふじ」と呼ばれています。

袋あり
→ ふじ(有袋ふじ)

袋なし
→ サンふじ(無袋ふじ)

つまり、「ふじ」と「サンふじ」は品種そのものが違うわけではありません。

同じ「ふじ」を、違う栽培方法で育てたものです。

違い② 甘さを重視するならサンふじ

甘いりんごが好きな人には、サンふじがおすすめです。

袋を掛けずに太陽の光をたっぷり浴びて育つことで、甘みの強いりんごになりやすいのが特徴です。

もちろん、通常のふじも甘みのあるりんごですが、

「旬の時期に甘いふじを食べたい」

という場合には、サンふじが選びやすいでしょう。

甘さ重視
→ サンふじ

長期保存や見た目重視
→ ふじ

違い③ 蜜が入りやすいのはサンふじ

サンふじと聞いて「蜜入りりんご」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

サンふじは、蜜が入りやすいりんごとして知られています。

りんごを切ったとき、種の周辺に透き通った部分が見えることがあります。

これが一般的に「蜜」と呼ばれている部分です。

蜜入りのふじを食べたいなら、サンふじが有力候補です。

ただし、サンふじなら必ず蜜が入っているわけではありません。

蜜の入り方は、

・収穫時期
・栽培環境
・個体差
・保存期間

などによっても変わります。

通販で蜜入りを重視する場合は、「蜜入り保証」「蜜入りセンサー選果」などの表示がある商品を確認すると選びやすいでしょう。

違い④ 見た目がきれいなのはふじ

見た目を重視するなら、袋を掛けて育てるふじが向いています。

袋掛け栽培では、果実への日光の当たり方を調整しながら育てるため、果皮が鮮やかな紅色になりやすいのが特徴です。

一方、サンふじは太陽の光を直接浴びながら育ちます。

そのため、

・色むら
・小さな傷
・着色のばらつき

などが見られることがあります。

ただし、見た目が多少不ぞろいでも味が悪いという意味ではありません。

見た目より甘さや味を重視するなら、サンふじは非常に選びやすいりんごです。

違い⑤ 保存性が高いのはふじ

保存性を重視するなら、有袋栽培のふじが優れています。

ふじ自体がもともと保存性の高い品種ですが、袋を掛けて育てたふじは特に貯蔵性に優れています。

そのため、秋に収穫されたものを専用の冷蔵施設で保存し、春から夏に販売されることもあります。

一方、サンふじもりんごの中では保存性がありますが、有袋ふじほどではありません。

旬のおいしさを楽しむ
→ サンふじ

長く保存して楽しむ
→ ふじ

違い⑥ 果皮の色にも違いがある

見た目を比べると、ふじとサンふじには違いがあります。

ふじは袋掛けによって、鮮やかな紅色になりやすいのが特徴です。

サンふじは太陽の光を直接浴びるため、赤色に縞模様が入ったり、色づきにばらつきが出たりすることがあります。

鮮やかできれいな紅色
→ ふじ

自然な色合い・縞模様
→ サンふじ

贈答用として見た目を重視するなら、この違いも確認して選ぶとよいでしょう。

ふじはどんなりんご?

ふじは「国光」と「デリシャス」を交配して誕生した、日本を代表するりんごです。

果汁が多く、甘みと酸味のバランスがよいのが特徴です。

  • 甘みがある
  • 適度な酸味がある
  • 果汁が多い
  • シャキシャキした食感
  • 保存性に優れている
  • 鮮やかな紅色になりやすい

袋掛けをした有袋ふじは貯蔵性に優れているため、ほかのりんごが少なくなる春~夏にも店頭で見かけることがあります。

サンふじはどんなりんご?

サンふじは、「ふじ」を袋掛けせずに育てたりんごです。

太陽の光をたっぷり浴びて育つことから「サンふじ」と呼ばれています。

  • 甘みを感じやすい
  • 蜜が入りやすい
  • 果汁が多い
  • 甘みと酸味のバランスがいい
  • シャキシャキした食感
  • 秋~冬の旬に楽しみやすい

特に11月以降、旬のりんごを購入したい人には定番の選択肢です。

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サンふじがおすすめな人

サンふじは次のような人におすすめです。

  • 甘いりんごが好き
  • 蜜入りりんごを食べたい
  • 旬のりんごを楽しみたい
  • 見た目より味を重視する
  • 家庭用として購入したい
  • シャキシャキした食感が好き

秋~冬に甘くておいしいふじを食べたいなら、サンふじがおすすめです。

ふじがおすすめな人

袋掛けして育てたふじは次のような人におすすめです。

  • 果皮の美しさを重視したい
  • 長く保存できるりんごを選びたい
  • 春~夏にもふじを食べたい
  • 贈答用として見た目も重視したい

保存性や見た目を重視するなら、有袋栽培のふじが選びやすいでしょう。

子どもが食べるならどっち?

子どもが食べるなら、甘みを感じやすいサンふじがおすすめです。

果汁も多く、シャキシャキした食感があります。

ただし、ふじも同じ品種なので、どちらも子どもが食べやすいりんごです。

甘さ・旬のおいしさ重視
→ サンふじ

どちらでもOK
→ 基本的な味の特徴は同じ「ふじ」

蜜入りならサンふじを選べば間違いない?

サンふじは蜜が入りやすい品種ですが、「サンふじ=必ず蜜入り」ではありません。

また、蜜は保存しているうちに果肉へ吸収され、見えにくくなることがあります。

そのため、蜜入りを目的に購入する場合は、

  • 蜜入り保証があるか
  • 光センサー選果か
  • 発送時期はいつか
  • 商品説明に蜜入りについて記載があるか

を確認してみましょう。

「絶対に蜜入りが欲しい」という場合は、品種名だけで判断しないことが大切です。

贈答用ならどっちがおすすめ?

贈答用では、どちらを選んでも問題ありません。

見た目を重視するなら、有袋ふじ。

味や旬のおいしさを重視するなら、サンふじがおすすめです。

鮮やかな色・見栄え重視
→ ふじ

甘さ・蜜・旬のおいしさ重視
→ サンふじ

最近ではサンふじでも、形や色のよいものを厳選した贈答用商品が多く販売されています。

そのため、最終的には「秀品」「特秀」「贈答用」などの商品ランクも確認するとよいでしょう。

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家庭用なら訳ありサンふじもおすすめ

自宅で食べるなら、訳ありサンふじもおすすめです。

通販では、

・色むら
・形が不ぞろい
・小さな傷
・サイズ混合

などを理由に、贈答用より安く販売される商品があります。

見た目を気にしないなら、お得にサンふじを購入できる場合があります。

自宅用なら「訳あり」「家庭用」「規格外」もチェックしてみましょう。

ただし、訳ありの基準はショップによって違うので、商品説明を確認してから購入してください。

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サンふじの旬はいつ?

サンふじは晩生種で、主な収穫時期は11月頃です。

地域やその年の天候によって多少前後しますが、秋の終わりから冬にかけて本格的に出回ります。

特に収穫直後の11~12月頃は、サンふじを楽しみやすい時期です。

旬のサンふじを楽しみたい
→ 11~12月頃をチェック

お歳暮や年末の果物としても選びやすいですね。

ふじは春や夏にも食べられる?

有袋ふじは保存性に優れているため、専用の冷蔵施設で貯蔵されたものが春から夏にも販売されます。

そのため、

「夏なのにふじが売っている」

ということがあります。

秋に収穫されたりんごを適切な環境で保存しているためです。

旬だけでなく長期間楽しめるのも、ふじという品種の大きな特徴です。

おいしいふじ・サンふじの選び方

購入するときは、いくつかチェックしたいポイントがあります。

持ったときに重量感がある

同じくらいの大きさなら、ずっしりと重みを感じるものを選びます。

果汁がしっかり入っているりんごを選ぶ目安になります。

お尻まで色づいている

サンふじの場合は、お尻の部分まで色づいているかもチェックしてみましょう。

果皮に張りがある

果皮がしなびているものより、張りのあるものが新鮮さを判断する目安になります。

りんごはどうやって保存する?

ふじ・サンふじともに保存性の高いりんごですが、家庭では冷蔵保存がおすすめです。

乾燥を防ぐため、

りんご
↓
ポリ袋・保存袋へ入れる
↓
冷蔵庫の野菜室などで保存

するとよいでしょう。

りんごからはエチレンガスが出るため、ほかの野菜や果物への影響が気になる場合は袋に入れて保存してください。

ふじとサンふじを食べ比べるのもおすすめ

同じ品種なので、「本当に違いがあるの?」と思う人もいるでしょう。

そんな場合は、食べ比べてみるのがおすすめです。

比較したいポイントは、

  • 甘み
  • 酸味
  • 果汁
  • 蜜の入り方
  • 果皮の色
  • 食感

です。

甘さ・蜜入り
→ サンふじが優位になりやすい

見た目・保存性
→ ふじが優位

同じ「ふじ」でも、栽培方法による違いを楽しめます。

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まとめ

ふじとサンふじは、別の品種ではありません。

どちらも同じ「ふじ」で、違うのは栽培方法です。

ふじは果実に袋を掛けて育てる「有袋栽培」。

サンふじは袋を掛けず、太陽の光を浴びて育てる「無袋栽培」です。

その違いによって、

ふじは、

・果皮が鮮やか
・見た目がきれい
・保存性が特に高い
・春~夏にも流通しやすい

という特徴があります。

一方のサンふじは、

・甘みを感じやすい
・蜜が入りやすい
・旬のおいしさを楽しめる
・秋~冬に多く出回る

のが特徴です。

甘さ・蜜・旬のおいしさ重視
→ サンふじ

見た目・保存性重視
→ ふじ

「サンふじ」という別品種があるわけではないので、購入するときは「袋掛けをしたかどうかの違い」と覚えておくと分かりやすいですよ。

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