「今年は厄年だけど、何をしてはいけないの?」
「厄年に転職や引っ越しをしても大丈夫?」
「男性の厄年は何歳?」
厄年を迎えると、このようなことが気になる方も多いのではないでしょうか。
一般的に男性の本厄は、数え年で25歳・42歳・61歳とされ、その前後の年を前厄・後厄と呼びます。
なかでも42歳は、男性の大厄として扱われることがあります。
ただし、厄年だからといって「結婚してはいけない」「家を建ててはいけない」など、必ず守らなければならない決まりがあるわけではありません。
厄年は昔から伝わる人生の節目の考え方の一つです。
必要以上に怖がるのではなく、健康や生活を見直すきっかけとして考えるとよいでしょう。
この記事では、男性の厄年の年齢や、厄年にやってはいけないといわれること、過ごし方、厄払いについてわかりやすく解説します。
男性の厄年は何歳?
一般的な男性の厄年は、数え年で次のようになっています。
| 区分 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
| 2回目 | 41歳 | 42歳 | 43歳 |
| 3回目 | 60歳 | 61歳 | 62歳 |
本厄の前年が「前厄」、翌年が「後厄」です。
そのため、男性の場合は一度の厄年が前厄・本厄・後厄を合わせて3年間続くと考えます。
特に42歳は「大厄」として扱われることが多く、厄払いを受ける方も多い年齢です。
ただし、地域や神社・お寺によって厄年の考え方が異なる場合があります。
厄払いを受ける予定の神社やお寺が決まっている場合は、その場所の案内を確認してください。
厄年は「満年齢」ではなく数え年で考える
厄年を確認するときに間違えやすいのが年齢の数え方です。
一般的な厄年では「数え年」が使われます。
現在普段使っている満年齢とは異なります。
数え年では、生まれた時点を1歳と考え、その後は元日を迎えるごとに1歳加えます。
簡単に確認するなら、
今年の西暦 − 生まれた年 + 1
で数え年を求められます。
また、満年齢から考えると、
誕生日前
→ 満年齢+2歳
誕生日後
→ 満年齢+1歳
がおおよその数え年になります。
「自分はまだ41歳だから本厄ではない」
と思っていても、数え年では42歳になっていることがあります。
厄年を確認するときは注意しましょう。
男性の厄年にやってはいけないことはある?
結論からいうと、
「厄年だから絶対にやってはいけない」
と決められていることはありません。
昔から、
・家を建てる
・転職する
・引っ越す
・結婚する
・新しい事業を始める
など、大きな変化を伴うことは厄年に避けた方がよいと言われることがあります。
しかし、厄年を理由に必要な結婚や転職、住宅購入などをすべて延期しなければならないわけではありません。
むしろ大きな決断をするときに、
「勢いだけで決めていないか」
「準備は十分か」
「体調に無理はないか」
と普段より少し慎重に考えるきっかけにするとよいでしょう。
厄年に家を建てても大丈夫?
厄年に家を建てることを避ける考え方がありますが、必ず避けなければならないものではありません。
住宅購入や新築は、
・土地選び
・住宅ローン
・建築会社選び
・引っ越し
・家族の予定
など多くの条件が関わります。
厄年だけを理由に、条件のよい土地や住宅購入の機会を逃してしまう必要はないでしょう。
気になる場合は、
・資金計画を確認する
・住宅ローンを無理なく組む
・複数の業者を比較する
・家族と十分に相談する
など、いつも以上に慎重に進めることが大切です。
どうしても気になる場合は、厄払いを受けてから住宅計画を進める方法もあります。
厄年に転職しても大丈夫?
転職も「厄年には避けた方がいい」と言われることがあります。
しかし、現在の職場に大きな問題がある場合や、良い転職先が見つかった場合に、厄年だけを理由に転職を諦める必要はありません。
転職では、
・仕事内容
・給与
・勤務地
・勤務時間
・会社の将来性
・自分のキャリア
などを総合的に考えることの方が重要です。
一方、感情だけで急に退職するなど、準備不足の転職は厄年に関係なくリスクがあります。
「厄年だから転職しない」ではなく、
「人生の節目なので、いつも以上に慎重に考える」
程度に捉えるとよいでしょう。
厄年に結婚しても大丈夫?
結婚についても、厄年だから禁止されているわけではありません。
結婚は本人だけでなく、パートナーや家族の予定にも関係します。
厄年だけを理由に時期を変更する必要はないでしょう。
ただし、本人や家族が厄年を強く気にしている場合は、結婚前に厄払いを受ける方法もあります。
大切なのは、本人とパートナーが納得できる形を選ぶことです。
厄年に引っ越しても大丈夫?
転勤や住宅購入、結婚などで厄年に引っ越すこともあります。
引っ越しも絶対に避けなければならないものではありません。
ただし、引っ越しは、
・荷造り
・住所変更
・各種手続き
・新しい生活環境
などで負担が増えやすいイベントです。
仕事が忙しい時期と重なると疲れがたまりやすいため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
厄年に新しいことを始めても大丈夫?
厄年には「新しいことを始めない方がいい」と聞くことがあります。
しかし、新しいことをすべて避ける必要はありません。
例えば、
・資格の勉強
・運動
・趣味
・副業
・転職活動
・健康づくり
などを始めることもできます。
特に生活習慣を改善する新しい取り組みは、人生を見直す良いきっかけになるでしょう。
大きなお金が必要な事業などを始める場合は、厄年かどうかに関係なく、十分な準備と資金計画が必要です。
男性が厄年に意識したい5つのこと
厄年だから特別なことをしなければならないわけではありません。
しかし、人生の節目として次のようなことを見直してみるのがおすすめです。
健康状態を確認する
特に男性の大厄とされる数え年42歳前後は、仕事や家庭で忙しくなる方も多い年代です。
健康診断を受けていない場合は、これを機会に受診してみましょう。
普段から、
・十分な睡眠
・適度な運動
・バランスのよい食事
・飲酒量
・体重
などを見直すことも大切です。
「厄年だから病気になる」という意味ではなく、自分の体を見直すタイミングとして活用しましょう。
無理な予定を詰め込みすぎない
仕事や家庭の予定が多いと、疲れがたまりやすくなります。
忙しいときほど、
・睡眠時間を確保する
・休みの日を作る
・予定を詰め込みすぎない
ことを意識しましょう。
疲れている状態では判断力や集中力が落ちることもあります。
大きな決断をするときほど、余裕を持つことが大切です。
お金の使い方を見直す
厄年を人生の節目と考え、家計を確認するのもおすすめです。
例えば、
・貯金
・保険
・住宅ローン
・毎月の固定費
・老後資金
などです。
特に住宅購入や独立など、大きなお金が動く予定がある場合は慎重に計画しましょう。
車の運転や日常の安全を意識する
厄年だから事故が増えると決まっているわけではありません。
ただ、普段より少し安全を意識するきっかけにすることはできます。
例えば、
・疲れているときは運転を控える
・車の点検をする
・時間に余裕を持って行動する
などです。
厄年に関係なく大切なことですが、生活を見直す機会として考えてみましょう。
一人で抱え込みすぎない
仕事・家庭・お金などの悩みが重なる年代では、ストレスを感じることもあります。
困ったときは、
・家族
・友人
・同僚
・専門家
などへ相談することも大切です。
「厄年だから悪いことが起きている」と考えすぎず、問題ごとに現実的な対処をしていきましょう。
厄払いはした方がいい?
厄払いを受けるかどうかは本人の考え方によります。
「厄年なので絶対に受けなければならない」
というものではありません。
しかし、
「何となく気になる」
「家族が心配している」
「安心して一年を過ごしたい」
という場合は、神社やお寺で厄払いを受けるのも一つの方法です。
厄払いを受けることで、
「ここから気持ちを新たにしよう」
と一区切りつけるきっかけにもなります。
厄払いはいつ行けばいい?
厄払いの時期には地域や神社によって違いがあります。
新年から節分ごろまでに受ける方も多くいますが、その時期を過ぎたら厄払いができないわけではありません。
神社によっては年間を通して厄払いの祈祷を受け付けています。
厄年に気づいたのが夏や秋だったとしても、
「もう遅い」
と考える必要はありません。
参拝予定の神社やお寺の受付時間・予約方法などを確認してから行きましょう。
前厄・本厄・後厄は全部厄払いした方がいい?
前厄・本厄・後厄のすべてで厄払いを受ける方もいれば、本厄だけ受ける方もいます。
特に決まったルールがあるわけではありません。
例えば、
前厄
→ これから3年間を無事に過ごせるよう祈願
本厄
→ 本厄として厄払い
後厄
→ 3年間を無事に終えられるよう祈願
という考え方もあります。
地域や神社によって考え方が異なる場合もあるため、気になる場合は厄払いを受ける神社へ確認するとよいでしょう。
厄払いは神社とお寺どちらで受ける?
厄除け・厄払いは神社だけでなく、お寺で行われている場合もあります。
神社では「厄祓い」、お寺では「厄除け」など呼び方が違うこともありますが、どちらを選んでも構いません。
・近所で普段参拝している場所
・家族が昔から参拝している場所
・厄除けで知られている場所
などから選ぶとよいでしょう。
厄払いの服装は?
厄払いの服装について、必ずスーツでなければならないわけではありません。
ただし、神様や仏様の前で祈祷を受けるため、極端にラフな服装は避けた方がよいでしょう。
迷った場合は、
男性
→ スーツ、ジャケット、襟付きシャツなど
女性
→ ワンピース、ジャケットなど
落ち着いた服装を選ぶと安心です。
神社によって服装について案内している場合があるため、事前に公式サイトを確認しましょう。
厄払いの料金はいくら?
厄払いの祈祷料は神社やお寺によって異なります。
「初穂料」「祈祷料」などの名称で案内されています。
金額が決まっている場所もあれば、
「お気持ちから」
としている場所もあります。
参拝する場所の公式サイトで確認しておきましょう。
封筒が必要か、そのまま受付で支払えるかなども神社によって異なります。
厄年だからといって必要以上に怖がらなくていい
厄年について調べていると、
「事故が起きる」
「病気になる」
「転職すると失敗する」
など不安になる情報を見ることがあります。
しかし、厄年は日本で昔から伝えられてきた風習です。
「厄年になったら必ず悪いことが起きる」という意味ではありません。
むしろ、
・健康を確認する
・生活習慣を整える
・お金を見直す
・家族との時間を大切にする
・無理をしすぎない
といった生活を見直すきっかけとして考えるとよいでしょう。
男性の厄年についてよくある質問
男性の本厄は何歳?
一般的には数え年で、
25歳
42歳
61歳
が男性の本厄です。
それぞれ前年が前厄、翌年が後厄になります。
42歳はなぜ大厄と呼ばれる?
男性の42歳は、古くから特に注意する年齢として「大厄」とされています。
由来についてはいくつかの説がありますが、はっきりと一つに決まっているわけではありません。
「42=死に」という語呂合わせが理由として紹介されることもありますが、それだけが厄年の由来というわけではありません。
厄年に結婚したら悪いことが起きる?
厄年に結婚すると悪いことが起きると決まっているわけではありません。
二人の都合や生活設計を優先して考えましょう。
気になる場合は結婚前に厄払いを受ける方法もあります。
厄年に家を買ってはいけない?
購入してはいけないという決まりはありません。
住宅購入は厄年に関係なく大きな決断なので、資金計画や物件選びを慎重に行いましょう。
厄年に転職してもいい?
転職して問題ありません。
厄年だけを理由に良い転職機会を見送る必要はありませんが、転職先や条件を十分に確認して判断しましょう。
厄払いをしないとどうなる?
厄払いをしなかったからといって、必ず悪いことが起こるわけではありません。
厄払いを受けるかどうかは本人の考え方次第です。
厄払いは本厄だけでもいい?
本厄だけ受ける方もいます。
前厄・本厄・後厄すべてで受けなければならないという決まりはありません。
厄年は地域によって違う?
一般的な年齢は広く共通していますが、地域や神社・お寺によって考え方や祈祷方法が異なる場合があります。
最終的には参拝予定の神社・お寺の案内を確認しましょう。
まとめ
男性の厄年は一般的に数え年で、
前厄24歳・本厄25歳・後厄26歳
前厄41歳・本厄42歳・後厄43歳
前厄60歳・本厄61歳・後厄62歳
とされています。
特に42歳は大厄として知られています。
ただし、
・転職
・結婚
・引っ越し
・住宅購入
・新しい挑戦
を厄年だから絶対に避けなければならないという決まりはありません。
厄年を必要以上に怖がるより、
・健康状態を確認する
・無理をしすぎない
・大きな決断は慎重にする
・生活やお金を見直す
といった人生の節目として活用するのがおすすめです。
厄年が気になる場合は、神社やお寺で厄払いを受ける方法もあります。
自分や家族が安心して過ごせる方法を選びながら、普段より少し生活を見直す一年として過ごしてみてください。


